DV元夫に住所漏らす引っ越し費用含む98万円で和解(宜野湾市)

沖縄県宜野湾市が4月、DV(ドメスティックバイオレンス)の被害者女性の住所を元夫に誤って漏らしていたことが2日までに分かった。

女性に対し、新たな住居への引っ越し費用と慰謝料を合わせた損害賠償金約98万5千円を支払う内容で7月に和解した。

市議会の9月定例会で支払いの専決処分の承認を求める。

 市によると4月3日、女性の住所が記載された福祉サービスの受給通知書と元夫宛ての受給通知書の計2通を、元夫の住所にまとめて発送した。

女性から市に連絡があり、発覚した。

 サービスの受給申請後に離婚が成立したため本来は2人別々に発送する手順だが、担当者の変更があり引き継ぎが不十分だったという。

さらに、女性がDV被害者で住所の取り扱いに注意するよう知らせる表示が住民基本台帳のデータシステムに出ていたが、見落としたという。

 市は女性に、当時の住所と同条件の転居先を提案。

引っ越し費用と顧問弁護士の助言に基づいた慰謝料20万円を支払うことで和解した。

女性に被害はなかったという。