DV夫に住所漏らす

浜松市は27日、夫からの暴力被害を恐れて離婚、転居した女性の現住所を、元夫に誤って漏らしたと発表した。女性は再び転居し、退職を余儀なくされたという。市は女性に謝罪し、転居費用など損害賠償金約63万円を払った。

 市は、保育所に通う子どもがいる生活保護世帯に教材費を給付する事業を行っている。市によると、職員が今年3月、この女性に給付の申請を促す書類を作成した際、女性の現住所を記載した書類を同封し、元夫が住むかつての住所に誤って郵送したという。元夫から市に問い合わせがあり、ミスが発覚した。女性は元夫から「ここに住んでいるのですね」などと連絡される2次被害を受けたという。

 市幼児教育・保育課の担当者は「関係者に多大な迷惑をおかけし、申し訳ない。再発防止に努める」と陳謝した。